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ビジネスとしての農業(理念)
- 理想だけでは生きていけない
- 種を蒔き、作物ができる、それをおいしく食べてくれる人がいる。
これが商売の原点といえば原点であり、農業には自然とのふれあいもあり、
農家として暮らしていくことの楽しさには格別のものがあります。
- しかし、牧歌的な生活だけで良いわけではありません。
- 家族が食べていけること、子供には能力に応じたまっとうな教育を受けさせること、
惨めな生活には決して妥協しないこと。
それらのためには、「儲けていく」ことに貪欲である必要があります。
- 悪い言い方をすれば、「金に汚い」ということも言えるでしょうが、
農業は「趣味」や「ボランティア」でやるものではなく、
一つのビジネスだと思います。もちろん、家族でやる以上は
農業を楽しまないと話になりません。
- 農家の社会的責任
- 一般的に会社は、利潤の追求を行い、それを出資者に還元し、成長していきます。
しかし、最近では、CSR(Corporate Social Responsibility)という言葉が
よく言われるように、ただ利潤を追求する以外の面が企業にも求められています。
- 農家である我々に対し、利潤を上げることと同時に求められているのは、
何でしょうか。
- 「地域の中で一人で儲けない」
「農協へきちんと生産物を出荷する」それはそれで分かりますが、
そんな次元の低い話で落ち着いてしまっては意味がありません。
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私たちが目指す農業(基本戦略)
- 利潤を上げるための貪欲な姿勢
- 儲かるための努力は一切惜しみませんが、作物を作るだけではなく、
種を蒔くところから、お客の口に入るまでをトータルで努力します。
- 虚偽や不正がないことは当然の前提です。
- まずいものは人に食べさせない
- お金を頂く以上、いいもの、うまいものを作ります。
- 何をどうしたらいいもの、うまいものになるのか。
農家と言う職人である以上、この点での妥協は許されないと思います。
- 環境への配慮
- 環境への配慮というとありきたりですが、
農家の仕事には食料の供給とともに、
農地という国土を良好に保全する
というものもあります。
- 私達のフィールドである畑の環境を良好に維持するだけではなく、
農産物の生産方法など、あらゆる面での環境への配慮を行っていきます。
- 我々の後から
- 全国的に見て、新規就農者が多少入ってはいるものの、
農家全体の戸数の減少には歯止めがかかっていません。
- 農業の未来を守るため、私達のような新規就農者にできることは、
私達が農業を楽しんで、農業で成功し、農業に魅力あることを広く知らせていき、
我々の後から就農しようとする方が、次々と現れることに他なりません。
- 五感を知的好奇心を刺激する農家へ
- なんだかんだ言っても、固いことばかりでは農家も楽しくありません。
- 食べていただける人の五感を刺激し、食に対する知的好奇心を刺激するような
ことを色々と仕掛けていきます。
「楽しんでいる私達だけではなく、食べる人も楽しむ。」
簡単なようで、難しいことかもしれません。
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私たちの取り組み(具体的戦術)
- 計画的な営農
- 毎年の労働時間、売上高や経費を記録し、これをもとにシュミレーション
を行って、翌年の作付の品目やその規模を決定しています。
- 昔の農家は売上高だけをもとに決めていますが、私たちは売上高経常利益率と
労働時間あたり利益の2つを重視しています。
- 必ずしも予定どおりにならないのが農業でもあるのですが、
ある程度の計画性は必要と思います。
- 新しい野菜と伝統野菜
- 作る側と食べる側の双方の楽しみとして、目新しい野菜や物珍しい野菜を色々と
作っていきたいと考えています。新しい品種が次々と生み出され、
野菜の品種についても大量消費時代と言える今、新種だけに限らず、
忘れ去られていく伝統野菜や地方野菜についても細々とではありますが育てています。
- 不完全有機農業
- 私たちは、有機農業で育てたからといって、
全てがおいしい野菜であるとは考えていません。
- 安心で安全な野菜ができ、環境に負荷を与えないのは「有機」だ「無農薬」だと
盲目的に言われている現状があります。
- 日本で有機農業と称するためには、その畑で2年以上農薬不使用といった
色々な条件がある上に、その認証に要する費用や手間もバカにできません。
- 有機農業の色々な考え方を否定はしませんし、
取り入れている部分も多々ありますが、
有機農業でいけば高く売れるという発想は否定します。
- 有機の認証を取るための手間や費用を、もっと根本的な理屈の勉強に割き、
私たちが自信をもって食べていただける野菜を皆様に提供したいと思います。
具体的にやっていること、例えば月齢を考慮した栽培や、土作りへのこだわりについては、
時宜を見てお知らせしていきます。
- 対話できる直売所
- 数多く種類のある作物たちの栽培試験も兼ね、
お客さんに収穫をお願いする形の直売所をやっています。
- 今まで消費者だった私たちが感じることは、いろんな意味での情報不足。
農家の当たり前が消費者の新発見だったりすることも多いと感じます。
- 消費者と生産者という区分けが必要ない私たちが、
この直売所で果たせる役割は意外と大きなものかもしれません
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